頭皮ケアの基礎知識

頭皮の日焼けがフケの原因に

日焼けは、頭皮環境を悪化させフケを発生させる原因となります。
では、頭皮は日焼けをすることで、具体的にどのような状態になるのでしょうか?
日焼けによりフケが出るメカニズムと、日焼けした頭皮のケア方法についてご紹介します。

日焼けするとフケがでるのはなぜ?

顔や体の日焼け対策はしていても、頭皮は特に気にしていないという人は多いもの。しかし、頭皮の日焼けはフケの原因となるのです。日焼けとフケの関係について、詳しく見ていきましょう。

●紫外線の影響で頭皮が乾燥し、フケが出やすくなる
頭皮も皮膚の一部なので、顔の肌と同様、皮脂と角質によって守られています。しかし、なんらかの影響によりバリア機能が乱れると、新陳代謝(ターンオーバー)がうまくいかなくなり、未熟な角質細胞が目に見える大きさでゴソっとはがれ落ちてしまいます。これが、フケの正体です。紫外線は頭皮を乾燥させる原因のひとつとなるので 、炎天下に長時間頭皮をさらしていると、ダメージによりバリア機能が乱れ、フケが出る原因となるのです。

●日焼けにより剥けた皮が、フケのように見えることも
頭皮が日焼けすると、体の他の部位と同じように痛みが出たり、皮が剥けてしまったりすることがあります。この剥けた皮が、フケのように見えることがあります。気になって頭皮を触っていると皮がどんどん剥けていき、より目立ってしまうという悪循環に陥ることもあります。

また、日焼けをすると、抜け毛が増えたり、かゆくなったり、頭皮が赤くなるなど、フケ以外のトラブルも起こりやすくなります。外出するときは帽子をかぶったり、UVカットのヘアスプレーをかけたりするなど、日差しや紫外線から頭皮を守る対策を怠らないようにしましょう。

日焼けをした場合の対処法

頭皮を日焼けしてしまったときは、次の3つのケアを行ってみてください。フケの予防・改善が期待できるでしょう。

●洗浄力の強くないシャンプーでやさしく洗う
他の部位の皮膚と同様、日焼けをすると、頭皮もダメージを受けています。バリア機能が低下しているので、シャンプーはできるだけ洗浄力の強くないものを使用しましょう。また、ゴシゴシこすると乾燥が悪化することもあるので、指のはらでマッサージするようにやさしく洗いましょう。

●シャンプー後、冷水で頭皮を冷やし、クールダウン
シャンプーが終わって十分にすすいだら、冷水をかけて頭皮を冷やしましょう。日焼けは火傷の一種なので、熱を持った頭皮をクールダウンさせることが大切です。冷水がかけられない場合は、冷やしたタオルを巻いてもよいでしょう。

●乾燥が進まないよう、保湿する
日焼け後の頭皮は乾燥しています。悪化させないためにも、潤い成分が多く配合されたローションなどを使って、頭皮を保湿するよう心がけましょう。また、洗った髪は自然乾燥させず、短時間のドライヤーで乾かすことがポイントです。

日ごろからフケに悩んでいる方は、特に頭皮の日焼けには十分注意することが大切です。また、加齢などによって髪が薄くなると、頭皮は日焼けしやすくなります。早いうちから紫外線対策を心がけましょう。