頭皮ケアの基礎知識

フケによるかゆみは
なぜ起こる?

フケが出て頭皮がかゆい…といった悩みは、なかなか人には相談しにくいものです。
そこで、フケによるかゆみはなぜ起こるのか、その原因と対処方法についてお伝えします。
正しいケア方法を知って、フケとかゆみの改善を目指しましょう。

頭皮のかゆみの主な原因とは?

「フケが多いだけでなく、頭皮もかゆい」といった不快な症状。その大きな原因は、頭皮の乾燥と考えられます。なんらかの要因により頭皮を守るために必要な皮脂が過剰に取り除かれると、通常28日周期である頭皮のターンオーバー(新陳代謝)が早まり、目に見える大きさの未熟な角質がはがれ落ちてしまいます。これを、乾性フケと言います。それと同時に、乾燥により頭皮のかゆみも発生します。つまり、フケと同時に頭皮のかゆみもひどいという方は、どちらも乾燥による症状である可能性が高いのです。

乾燥フケによるかゆみを防ぐには

乾燥により未熟な角質がはがれ落ちると、角層のバリア機能が低下することから頭皮の潤いは失われやすくなり、さらに乾燥しやすくなるという悪循環に陥ります。乾燥が進むと、頭皮のかゆみはさらに増していきます。そのため、このような乾性フケによるかゆみを防ぐためには、頭皮の保湿が何よりも大切となります。

保湿の方法はさまざまですが、まずは普段使っているシャンプーを見直してみましょう。アミノ酸系の界面活性剤が使われている洗浄力がマイルドなシャンプーに変えるだけでも、頭皮の乾燥を緩和させることが期待できます。また、ドライヤーの熱にも注意しましょう。

髪を乾かしている時は一緒に頭皮の水分も奪われているので、ドライヤーは髪からできるだけ離して短時間ですませましょう。シャンプー後に頭皮のローションや化粧水、乳液などで、外側から潤いを与えてあげるとより効果的です。

乾性フケの対策方法について、詳しくは『タイプによって異なるフケ対策』をご覧ください。

頭皮が乾燥する主な原因とは

フケによるかゆみの主な原因は乾燥とお伝えしましたが、頭皮が乾燥するのにはどのような原因があるのでしょうか?主なものをご紹介します。

●髪の洗いすぎ
フケやかゆみが気になるからと1日に何回もシャンプーをすると、必要な皮脂まで取り除いてしまい、頭皮が乾燥しやすくなります。

●間違った方法での洗髪
頭皮をゴシゴシこすったり爪を立てて洗ったりすると、頭皮を傷つけてしまい、乾燥やかゆみが悪化する原因となります。

●加齢によるもの
年を重ねると、若い頃よりも頭皮を守る皮脂や天然の保湿成分が減ってしまうため、頭皮が乾燥しやすくなります。かゆみが気になる場合は、シャンプーを選び直す、洗髪後にローションを塗布するなど、保湿対策をしてみましょう。

●紫外線の影響
頭皮は、体の中でいちばん太陽に近く、紫外線の影響を受けやすい部分です。紫外線のダメージは頭皮の乾燥の原因となるので、フケやかゆみが出ることがあります。外出するときは帽子をかぶる、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)などで髪と地肌を保護するなど、対策を考えましょう。

頭皮が乾燥する原因はさまざまですが、当てはまる項目を見直し、さらに頭皮の保湿も心がけることで、不快なかゆみの軽減を目指しましょう。

<監修> スキンケア大学

スキンケア大学とは?

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