頭皮ケアの基礎知識

フケを防ぐための
シャンプー方法

髪をかきあげたときなどにフケがパラパラと落ちたり、肩に白い粉が溜まったりすると、周囲の人たちを不快な気分にさせてしまいます。
フケを防ぐ方法にはいくつかありますが、ここでは、フケを防ぐシャンプーの方法について解説します。

フケを防ぐためのポイント

フケを防ぐには、まずどのようなことがフケの原因となっているかを知り、可能な限りその原因となるものを排除する必要があります。そこでポイントとなるのが、フケの種類。フケには2種類あり、それぞれ原因が異なります。まずは、自分のフケがどちらのタイプかを知りましょう。

●自分のフケのタイプとその原因を知る
フケは「乾性フケ」と「脂性フケ」の2つに分けられます。頭から落ちたフケを触ってみましょう。パサパサとして軽いフケが「乾性フケ」、粘っこくベタついていたら「脂性フケ」です。また、乾性フケは軽いため、頭をかいたときに周囲に飛び散りやすいのが特徴。脂性フケは、ブラシで髪をとかしたときにブラシにくっついてきやすいのが特徴で、男性に特に多く見られます。
乾性フケは頭皮の乾燥によって発生します。頭皮が乾燥する原因としては、シャンプーのし過ぎ、洗浄力の強いシャンプーの使用、紫外線によるダメージ、ストレスや食生活の偏りなどがあげられます。
一方の脂性フケは、頭皮に過剰に皮脂が分泌されることで発生します。皮脂の過剰分泌の原因としては、ホルモンバランスの乱れや、脂っぽいものや甘いものなどの摂りすぎといった食事面のほか、シャンプーによる皮脂の落とし過ぎもあげられます。頭皮やフケのベタつきが気になると、つい洗浄力の強いシャンプー剤で1日に何回も洗ってしまいがちです。しかし、これでは頭皮を保護するために必要な皮脂まで除去してしまい、足りない皮脂を補おうとする働きによって、かえって皮脂がたくさん分泌されてしまうことがあるのです。

それぞれのフケについての詳細は『フケの種類と特徴』をご覧ください。

フケを防ぐシャンプーのポイント

頭皮に皮脂が多すぎても少なすぎても、フケの原因になります。必要な皮脂を残し、フケのない健康な頭皮環境をつくるには、正しい方法でシャンプーを行う必要があります。フケを防ぐ正しいシャンプーのポイントを紹介します。

●シャンプーは1日1回程度
洗髪のし過ぎは必要な皮脂まで流してしまい、皮脂の過剰分泌を促します。

●顔を洗うようにやさしく
フケをしっかり落とそうとつい力を入れてゴシゴシと洗ってしまいがちですが、力を入れてシャンプーをすると、頭皮を傷つけたり、必要な皮脂まで取り除いてしまうことに。頭皮はデリケートなので、やさしく洗うことが大切です。

●シャンプーはよく泡立てて
シャンプー剤は、手のひらでよく泡立ててから洗いましょう。

●ぬるめのお湯ですすぐ
シャンプーの後のすすぎには、体を洗うときよりも低めのお湯を使うとよいでしょう。熱いお湯は皮脂をよく落としますが、必要な皮脂まで落としてしまったり、頭皮に刺激を与えてしまったりすることがあります。

●刺激の強いシャンプー剤は避ける
洗浄力が強すぎるシャンプー剤は、皮脂を取りすぎてしまい、かえって皮脂の分泌を促してしまうことがあります。

フケを防ぐには、日常生活の見直しとともにシャンプーの仕方を見直すことも重要。正しいシャンプーでフケのない、清潔で健康な頭皮環境を目指しましょう。