頭皮ケアの基礎知識

頭が臭い…
頭皮がにおう原因とは

自分ではなかなか気づかない頭皮のにおい。不潔にしているわけではないのに臭い場合は、どのような原因があるのでしょうか?頭皮がにおう原因と、それを取り除く方法についてお伝えします。

なぜ、頭皮はにおうのか?

頭皮のにおいは、2つの原因によって発生します。それぞれの原因を見ていきましょう。

●皮脂と汗が混ざり、酸化することで発生
人間から排出される皮脂や汗は、もともと臭いわけではありません。汗と皮脂が混ざり、空気中の酸素に触れて酸化することで、においが発生します。

●常在菌(マラセチア菌)が繁殖することで発生
私たちの頭皮には常在菌が存在しています。中でも、皮脂をエサに繁殖するマラセチア菌は、皮脂が大量に分泌されると脂肪酸を排出。この脂肪酸がにおいを放ちます。

どちらの原因も、皮脂が関与していることがわかります。頭皮は、Tゾーンの約2倍ともいわれるほど、体の中でも皮脂を出す皮脂腺が多い部位。そのため、皮脂が酸化したり菌が増えやすく、においも出やすいと言えます。

頭皮のにおいをケアする方法

頭皮に皮脂腺が多いといっても、健康な頭皮であれば、臭いにおいを発生するほどの状態にはなりません。においが出るということは、頭皮が健康ではないというサインです。においを防ぐ頭皮ケアについて見ていきましょう。

●洗髪しすぎない
頭皮がにおうから清潔にしなくてはと、1日に何回も洗髪する方がいますが、これは控えましょう。頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、かえって皮脂の分泌を促してしまいます。洗髪は1日に1回で十分です。

●洗髪は、指の腹を使って優しく行う
髪を洗うときは、頭皮を傷つけないようよう、指の腹を使って優しく洗いましょう。頭皮がにおうときは、かゆみを伴うことが多く、ついゴシゴシと強く洗ってしまいがちです。強く洗って頭皮に傷がつくと、炎症を起こすことがあるので注意しましょう。

●髪が濡れた状態で長い時間放置しない
髪を洗った後は自然乾燥、という人も多いのではないでしょうか。しかし、髪がぬれたままでいると、雑菌が繁殖してカビのようなにおいが発生しやすくなります。洗髪後は、早めにドライヤーを使って、髪の根元から乾かすとよいでしょう。

●食生活を見直す
肉類、チーズなどの動物性タンパク質には、皮脂の分泌を増やす働きがあります。とりすぎると、頭皮のにおいや体臭が強くなります。

※皮脂の分泌をコントロールするための方法については『頭皮のにおいを悪化させない方法』をご覧ください。

生活のちょっとした見直しだけでも、においの改善が期待できます。ひどくならないよう、意識的にケアしましょう。

<監修> スキンケア大学

スキンケア大学とは?

「お肌のことを考える=私の暮らしを考える」という考えのもと、ドクターやビューティーアドバイザー、
管理栄養士などの専門家が監修・執筆した情報をお届けするメディアです。

スキンケア大学 (http://www.skincare-univ.com/)